« 2007年11月 | メイン

2007年12月

第4章 700万円台注文住宅の建築奮闘記その11

●殺到する!? 受注・問い合わせ

残工事の日程を聞くついでに、受注・問い合わせが宮本建設さんに来てるか聞いてみました。回答は以下のとおりです。

「受注のほうですが、昭島の方、所沢の久米の方、調布の方など数件、ぜひ施工を願うメールや電話が来ています。すぐにではありませんが可能性がありますので、コンタクトを取り合っていきたいと思います。

先日練馬にお住まいで九十九里に家を建てたいという方からメールをいただきまして、あまり遠いので丁重にお断りしましたが、再度メールをいただき相談に乗ってほしいということでしたので、これも何かの縁だと思い、実際はできないかもしれませんが、できるだけのことはご協力してさしあげることになりました。本当にありがたいことだと思っております。
浜口様(私)にも感謝しております。また進展がありましたらご連絡いたします」

すごいことになってました。千葉ですか。それも九十九里。でも「宮本建設さんにぜひ」と言っていただけるお客がいるだけでもありがたいですよね。
「できるだけのことはご協力してさしあげることになりました」
と、聞いて、”素晴らしい”と思いました。頑張ってください宮本建設さん。


●土間コン化粧とポスト……

昨日、残っていた駐車スペースの土間コン化粧が実施されました。
(引渡し時は、コンクリの厚いところは砂利であり、土間コン下地にはネコの足跡がクッキリ付いていた)
会社から帰ってきたら、綺麗に化粧コンがされていました。(ネコがまた歩きやがったらどうしよう……と思ってましたが、今回は無事でした)

住み始めてから我が家には今までポストがなく、郵便物・新聞は15年前に私が買ったプラスチック衣装BOXを屋外に置き、そこに入れてもらっていました。
それで、土間コン化粧で宮本建設さんが来た時に設置をお願いしようと、妻と計画を立て一昨日、妻がポストを組み立てました。
我が家に来ていた職人さんにもお願いして、敷地入り口に”ぶっ刺して”もらいました。

でも、ポストって高いのですね……。ネットでも安い物が見つからず、結局、近所のホームセンターで本体7000円、棒を3000円で買いました。ポストの値段を甘く見た私たち夫婦はとんだ出費に”びっくらこき”ました。
本日は、本年度の余った半休分を使って午後からクロス屋の補修工事立会いです。許せない箇所が数点あり、手直ししてもらうつもりです。


●食洗器をやっと取り付けました

妻が待ちに待っていた食洗器を、昨日やっと取り付けました。
なんでも、宮本建設さんには2週間前に本体が届いていたのですが、メーカー側が取り付け金具をどこにやったかわからなくなっていたのだそうです。それにしても長い期間待たされました(でも、これもサービスで付けていただいたので、仕方がないかな)。

取り付けると、私の家の2250のキッチンではデカく感じます。近所の電気屋さんで食洗器を見た時には、そんなに大きく感じなかったのですが、周りに食洗器がたくさんあったのでサイズが把握できなかったようです。

妻に言わせると、キッチンは以前のマンションの木目の安っぽい流し台に比べると、数段使いやすいし、大変満足しているようです。一応、鏡面仕上げだし、オールスライドタイプだし、人造大理石だからです。食洗器で夕飯の食器を洗ってみました。油汚れでベタベタの皿もピカピカです。スゴイ! でも、15分では乾ききらなかった。

よく、食洗器のカタログなどで、”手洗いの半分の水道代”と謳っていますが、
「電気代と水道代と考えると本当にそうなのだろうか?」と疑問に思えてしまいます。

まあ、とりあえず、”念願の食洗器”(こんな物は贅沢品! といつも妻が言っていた。サービスでなければ永久に我が家にはないアイテムでしょう)が我が家にも付いたのでよかったです。


●住み始めて思ったこと

新しく建てた家に住み始めて1ヶ月半ですので、住み心地などの感想を書きたいと思います。
まずは、よかったこと。

①一番は庭があること
子供が泥遊び・庭いじりして嬉しそう。植物に水をやってビッションビッションになっています。

②個室があること
私たち夫婦は2人で和室(寝室)1部屋ですが、芽生と怜生には狭いながらも1部屋ずつ自分の部屋があります。
子供たちはかなり嬉しいらしく、怜生も「あっくん、おへや」と自分の部屋だと主張(自覚)してます。でもなぜ「あっくん」なのか疑問です。

③静かなこと
家の内外共通で、とても静かです。駅から徒歩5分ですが、田舎なのです。1階にいて、2階の音が聞こえません。(逆もそうです)。

④便利な勝手口
ゴミがポイッと捨てられます。汁がフローリングに垂れません。

⑤快適なシーリングファン
熱効率はいいし、羽の動きも気になりません。

⑥1,2階のウォシュレット。お尻が水で心地よい。フフフ。

⑦廊下がないのでLDKが広く感じる。
玄関からすぐLDKなので廊下がないのはよかった。

⑧風呂に窓がある
景色を見ながら入浴できる。換気扇の電気代が浮いてラッキー!

⑨出窓・小窓以外のすべての窓に雨戸がある
ぐっすり眠れる。台風などの災害に強い。
(今までのマンション暮らしでは味わえなかった装備が単に嬉しいだけ?)

次に悪いこと。

①バスタブが小さい
0・75坪ではバスタブも小さく足が伸ばせない。くつろげるバスとは言いがたい。

②駐車スペースが狭い
普通乗用車2台ならギリギリ入るが、我が家のエルグランドを入れると軽自動車がやっと入るくらい。

また、感じたことがあれば日記に書こうと思います。


●待っていたメール

17日の夜、ある人からサイトにメールをもらいました。
(掲示板新着からの投稿ではなく、メールを送るからの投稿)

その人も私と同じで700万円台で、建築中だそうです。とうとう現れました。このようなお便りを待っていたのです。

土地と家、諸経費・消費税込みで総額1300万円くらいだそうで、スゴイ! と思いました。(まあ、土地は場所で地価が違うのであまり参考になりませんが)。

「我が家でも建築日記をホームページで紹介するべきですか?」
と、質問されたので、
「ぜひサイトをつくって公開し、お金がなくても家が欲しい人に裕樹を与えてください……」と返信しました。
もっと多くの1000万円以下の注文住宅建築記を皆で公開して、家が欲しい人に夢と勇気を与えましょう。まだまだ、このようなメールを募集中です。

私の日記を見た人から「家をあきらめていたのですが、頑張ります!」というメールを何通かもらってます。その方たちがどうなったのか気になります……。


●コストの違いって……

これは、ネットで見かけた文章のコメントですが、
「工法・間取り・仕様・設備などの条件が同じならば、建物の純粋な建築コスト(材料費等の固定物質)は、基本的にほぼ同じです。建物の価格が違うのは、それ以外のコスト(人件費・宣伝費等の流動的な物質)の違いによるものです。」

ですから、どこかの工務店が安い価格で建てる事が出来るのであれば、基本的には周りの工務店・メーカーも出来るのです。
違っても100万円前後だと考えます。
数百万も金額の差が違うことなど、有り得ないのではないでしょうか。

第5章 ローコスト住宅……取材・その他

●雑誌とTVで見る1000万円台で建てた家

700万円台で我が家を建て始めた去年の夏頃から、1000万円台で建てたという家の施工例を雑誌などで興味深く見ていましたが、どうして奇抜で斬新なデザインや間取りが多いのでしょうか。本当に長年住むつもりがあるかの疑問です。

外壁などはコストを考えた材料使用のためとか、木造ではトタン板みたいな壁の家もあります。おそらく一般的な形にすると、昔の借家っぽい雰囲気になるのでそうしているのでしょう。
また、コンクリートの建物は一昔前のテナントビルを奇抜にした感じの外観が多いし、内装も工程を省略したものが多く見られます。

確かに奇抜で斬新な家は人の目を引くし、目立ちます。でも、2,3日滞在するだけならまだしも、毎日生活するとなると明きもくるし、あまり住み心地はよくないだろうなと思えてなりません。
そのような家がほとんど普及していないことからも、私の感想は間違っていないと思います。多くの人は、普通の形をしたオーソドックスな家が一番よいと思っているはずです。

いろんな雑誌を見て思うのですが、もし宮本建設さんから奇抜で斬新なデザインを提案されていたとしたら、多分……いや、絶対断っていたでしょう。(でも、それなら未だにマンション暮らしですが)。


●受けちゃいました!?雑誌「FLASH」の取材

私は以前から、TVや雑誌などのマス・メディアでは、実用性よりも個性的で奇抜な家を好んで紹介する傾向があると感じていました。
私としては、お金がないけど家が欲しいという人に、少しでもローコスト住宅のことを知って欲しいと考えてサイトに建築日記を載せてきたのですが、マスコミは奇抜で住み心地は悪くても、目を引くような家にしか興味がないようです。

そう思って少し寂しい気がしていたところ、光文社の雑誌「FLASH」から取材の申込を受けたのです。
取材に来たライターさんは、ローコスト住宅を何度か取材した経験から、内心”取材価値あり”の期待半分、”取材価値なし”のあきらめ半分で来たそうです。しかし我が家を実際に見て熱く語ってくれました。

「キッチンは定番で100万円でしょう!? バス・洗面で定価約100万円。トイレがセンサー付き自動換気扇&オート洗浄の最新型2台で定価約100万円。これだけでもう300万円ですよ!? 一体どうやったら700万円でできるのでしょう?」と驚いていました。

ジャスト1000万円台で私の家は請負契約を結びました。それには解体費・給排水工事・消費税・外構工事費・設計料などが含まれます。

「本来なら、給排水工事は約150万円前後、解体費は100万円前後かかります。それに1000万円だとしたら消費税は50万円前後。すべて引くとこの家は700万円ちょっとという計算になる」とライターさんは興奮していました。
そして、宣言されていた通りに特集のトップページを飾りました。

●私のサイトの本来の目的

私のサイトの本来の目的は、”お金がないけど家が欲しい人”に夢と希望と勇気を与えるためにつくったものですが、宮本建設さんの宣伝になってるのも紛れもない事実だと思います。でも見返りはもらっていません……多分。
サイトを公開すると、多少宣伝になりますが、やりづらい面もあるでしょう。抜きたい手も抜けない(!?)し……。

引っ越してもうすぐ2ヵ月になりますが、ガーデニングが進みません。
以前にも書きましたが、私の敷地の基盤は固くていい場所らしいのですが、庭の土は変な土で建築士さんから
「植木や畑にするには庭の土があまりよくないですね」
と言われ、すかさず、
「そうなんです。どうすればいいですか?」
と言ったところ、建築士さんはしばらく考えて、
「わかりました。知り合いにいい土を持ってる人がいますからもらって運び込みます」と言ってくれたのです。
それがまだ実行されていないのです。

今回の土の件は後でお願いしたことだから見返りを求めていることになるのかな?自分ではそうは思っていないのですが。
建築士さんは本当によくやってくれます。現場も毎日チェックにいらしていたし、ご近所まで掃除していました。
会社全体もアットホームな会社でした。建築士さんはそこの社長のご子息です。温和な方で、無茶な注文もニコニコして対応してくれました。利益よりもお客の満足感を重視してる方です。会えばきっとわかります。この人のために何かしてあげようと思うような人です。素敵な方です(でも、してもらうのは施主の私たちですよね)。
だから、創業して100年も会社が続くのだろうな。あれ?何書いてたんだっけ!?また、宣伝してしまった。


●建築記、昨日のアクセス数

昨日のアクセス数が、本人もびっくりの、なんと、”997”アクセス~ウ。
1000アクセスにあとチョット。楽天広場の生活・インテリア部門で念願の第一位!もう2度とないでしょう。ちょくちょく広場に行って実感をかみ締めようっと。

これも、ホント見に来てくれる皆さんのおかげです。大変嬉しく感じました。
最近は毎日、200アクセス以上ですが、波があります。
でも、世の中にはこれだけ見てくれる人がいて、きっと「お金はないけど、家買えそうだな」って希望を持ってくれてる人が増えていると思うとまたまた嬉しい~。

皆さんも建築する家が決まったら、サイトをつくったほうがいいですよ。不動産屋・建築会社・設計事務所も、サイトを公開されると、仕事のやりがいも出るし、手も抜けない。フフフ……フ。

しかし、私の関係した不動産屋・建築会社・設計事務所さんはたまたますべて善良な方々でした。
その意味で私たちはとてもラッキーでした。やはりよい業者をみつけられるかどうかにすべてがかかっていると思います。

一部の金持ちを除けば、庶民にとって家を建てるというのは、一生に一度あるかないかの大イベントでしょう。
そして、そのイベントの成功を託す業者に、いわば自分たちの運命を預けることになるわけです。
だから、親身になって対応してくれる業者さんを見つけることが一番重要だというのが、実際にローコスト住宅を建てた私たちの実感です。

単行本に加えて

無事、ネット上で完全公開できたことを、とても嬉しく思ってます。

この本の影響もあってか、最近のローコスト住宅事情は凄いですね。中には我家のパクリじゃないか…と言うのは言い過ぎですが、明らかに我家を意識して価格設定しているものもあります。
我が家よりも安いものも増えてきたのですが、身びいきを差し引いても、我が家よりも安いものは、安いなりのものに仕上がっているように感じています。

そうでない人もいるかも知れませんが、私はやはり、家の重要性は『屋根』、『外壁』、『基礎』が全てだと思いますし、この点において、宮本建設(現在はあきる野ハウジング)さんの施工は、素晴らしかったと思います。
快適に過ごしていますが、なんだかんだ言っても既に4年以上経過しており、新築時とは異なります。でも、今年の大型台風で奥多摩方面は被害が大きかったですが、おかげさまで、我家は何事もありませんでした。これもシッカリ家造りしてくださったからですね。特に、こだわった50年保証書付屋根アルメットルーフィングは、雨音もしないし、メンテナンスフリーのため、4年以上経過した現在でも、色あせもありません。

暮してみて感じたことは、リビング階段はやはり最高です。家族のコミニケーションを重視すればBESTな間取りです。それに広いので心配していたのですが、思ったほど2階へ冷暖房の空気が逃げません。
和室もいいですよ。私は畳が大好きです。板間はゴロンと痛くて寝転べません。本当でしたら、工事費は板間より多少高いのですが、私の希望としては、全部屋、畳でも良かったほどですから…(笑)。

それから、決して、予算的にオール電化にできなかったから…というヒガミではないのですが(笑)、私の場合は、「しなくて良かった」と思っています。
暖房つけると判ると思いますが、残念ながら、高額なエアコンをもってしても、電気は体の芯まで温まりませんし、乾燥して喉も痛くなります。IH器具での料理は、ガスで作った料理と味がちょっと違う気がします(私はガスを使用して作った料理の方が美味しく感じます)。
もちろん、人それぞれですし、環境問題で灯油はあまりヨロシクないのかも知れませんが、電気がガスや灯油に及ばない部分も多いと思います。
特に最近、ローコストの別荘でオール電化をウリにしているところもあるようですが、オール電化は停電したらオシマイですから、山間部で落雷などが多いところは、本当に便利なのかどうかを、しっかりと確認することが大切でしょう。

この後、宮本建設さんへの取材をされるとのことですが、安かろう悪かろうではなく、この価格であってもいろんな提案をいただき、良い建具・設備を選んでいただきました。
例えば、節水機能のついたトイレも、静かだし、環境にも優しいですし、妻の希望で、予算より1ランク上のシンク(鏡面・オールスライド・大理石)も入れていただきました。
ぜひ、どうやって実現したのか、実際に会って問い詰めて(!?)みてほしいと思います!(笑)


●浜口さんの家を建てた、宮本建設さんを、取材してきました、どうぞご覧ください! 

  ⇒ http://report.ienotane.com/2008/03/post-b85a.html

  ⇒ 「家づくりのプロが語るFPの家の特徴」