04-03.第四章その3 Feed

第4章 700万円台注文住宅の建築奮闘記その3

●「宮本建設」ってどんな会社?

パンフレットだけでは満足できない私は、宮本建設がどんな会社なのか、もっと知りたかったので、インターネットで検索!
ありました、「宮本建設」。
「100周年!」
これは、使える。
打ち合わせで、「100周年記念でなんかサービス・キャンペーンやってますか?」と言える。

次に、別のアドレスを選び、クリック。すると、割引サービスのタグがついた画面がいきなり出て、それを押すと、
「新築はモニター募集中です。リフォームも大幅割引中です。」
これも、使える。これで二つなにかサービスしてもらおう。

本来、宮本建設は「FPの家」の一戸建て住宅の建築がメインの会社です。主力の建物は次世代対応住宅(?)で、高断熱・高気密という高価な建物です。
しかし、私たちのようにお金がないけど注文建築をしたい、という人にも優しく相談にのってくれます。


●家の間取り図

宮本建設さんに、こちらの要望を箇条書きにして渡しました。できた図面がこちらです。LDKからの階段、1・2階のトイレ、2階に3部屋、勝手口、すべての窓に雨戸と網戸、2部屋分のバルコニー。私たちがイメージしたものができあがっていました。外壁はツートン。24時間換気システムは標準で装備しているそうです。
だんだん、家ができあがってくるのが楽しみになってきました。


●ローコストの条件

今回、私たちの家が安くできたのは、宮本建設が大量取引を行っているメーカーを選んだことによります。まとめ買いによる値引きの成果です。

建具はトステム(耐熱ドア・勝手口・室内ドア・フローリング・キッチン・バス・洗面所など)。あらゆるところを同じメーカーで統一し、他のメーカーを使わないことがポイントです。

また、照明器具はオーデリックの製品だけを使い予算的には定価で15万円以内でした。ただ、リビングの照明はシーリングファンで、定価では高額なので自腹で買うことにしました(定価5万円を2万円でインターネットで購入)。
でも、上記2社は大手なので結構、気に入ったものが選択できました。


●地鎮祭もやりました

大安の日に地鎮祭をやりました。
最初で最後(?)の地鎮祭です。初めてで何をどうやったらよいのか、まったくわからないので、宮本建設にすべてをお願いしました。
神主さんへの「玉串料」をはじめ、準備するものすべてにアドバイスを受けました。宮本建設は優しく細やかに対応してくれました。
地鎮祭で、建物の大きさに合わせて土地にロープを張ったのですが、余りの小ささにびっくりしました。
でも、我が家の城ですから、嬉しくなりました。小さいながら庭(14㎡くらい)もあり、駐車スペースも乗用車2台分あり、大満足です。



●700万円台住宅の豪華(?)装備 -打ち合わせするごとに良くなる仕様-

打ち合わせをするごとに仕様がよくなりました。いいのかな、と思ったほどです。
700万円台住宅とは、税込み1000万円から解体費・外構費・申請書類費・給排水工事費・消費税を除いた額で、799万円です。
しかし、仕様は建て売りの内容とは違います。少し紹介(自慢)させてください。

《外壁》 クボタの16㎡の2種類を選択
《食器乾燥機》 TOTOのEUD320
《磁気活水器》 設備後、永久活水できるマグミニ
《システム洗面所》 トステム UR1316F-BB
《システムバス》 トステム LSN541
《トイレ》 1・2階ともTOTO CES940BD NEW-ZJ
《照明》 オーデリック15万円分
《ドア》 トステム プレナスⅡ23 TFM/3/14型
《キッチン》 トステム Ⅰ型2250 Mシリーズ H50 人造大理石・扉鏡面仕様・オールスライドドア
《屋根》 アルファメット社(外国製)の50年保証の屋根。「バルセロナ」という色の赤と黒で光に当たるとさまざまな色に変る。
《勝手口ドア》 トステム ベルエア(網戸・換気・格子付き)
《その他》 モニター付きインターホン

窓はすべてペアガラスで網戸付き。出窓・玄関・風呂・洗面・トイレ・階段の窓以外は雨戸付き。雨戸なしの窓は防犯用格子付き。
LDKは自然換気扇で各部屋・階段・洗面・風呂は強制換気扇、トイレはセンサー付き換気扇。

どうです、いいでしょう。すごく満足してます。
これはすべて、打ち合わせ中に建築士さんが提案してくれたもので、私たちは
「請負金額内で付けてくれるならぜひ」と言うだけで、こちらからお願いしたものではないのです。
正直に言えば、建て売りにちょっと毛が生えたぐらいの家しか想像していなかったのです。


●打ち合わせの方法

安く家をつくるため、打ち合わせは毎回、宮本建設事務所で行いました。
建設会社はどこも現場を数件抱えており、事務所以外での打ち合わせは難しそうです。
でも、優しい宮本建設さんなら、相談すればOKしてくれるかもしれません。

ただ、来社したい日を伝えれば、時間を必ず空けてくれます。メールでの問い合わせもその日に返事が来ますし、対応は迅速で親切です。
私たちは、毎週、打ち合わせをお願いしていました。大変だったんでしょうね。でも、いつもなごやかな対応でした。


●ローコスト住宅の11条件を再確認

ここで、インターネットで見つけたローコスト住宅の11条件をもう1度確認してみます。どこまで適合するでしょうか?

①建築家と話し合ってとことん無駄を省く。
―毎週1回やってるもんな。でも、無駄は省いていない。むしろ「あれを付けろこれを付けろ」だからな。これはOかな。

②見積もりデータを取る。
―見積もりデータ?とりあえず業者選定でたくさん見積もり取ったからOK?

③外見はシンプルな箱型スタイル。
―これは総2階だからOK。

④間仕切り・建具は最小限にして空間を楽しむ。
―LDKは廊下からドアがなく空間を楽しんでる。しかし、2階は狭い3部屋なので△です。

⑤産直材など安くてよい木材をまとめて購入。
―これはわかりません。

⑥既製品の部材を上手に使い出費を抑える。
―これはトステムで統一しているからOKとしよう。

⑦腕のよい職人仕事で安い素材も美しく。
―職人さんよろしくお願いします。

⑧大工仕事に絞り込み手間賃を抑える。
―この辺はわかりません。

⑨屋根や外壁には安価で丈夫な材料。
―× 両方とも安価ではないから。

⑩水廻りは1・2階そろえ配管合理化。
―ダイニングを冷蔵庫の寸法に合わせて収まるように図面を変更してもらい、トイレが1・2階違う場所になったから△。

⑪自分でできることは自分で。
―× 契約で追加項目が出ても、1000万円でと言ってあり、現在、打ち合わせごとに多少の金額が上乗せされてるはず。宮本建設さんごめんなさい。

まあ、トータル的にはOKかな?う~ん、アバウトな判定ですみません。