03.第三章 Feed

第3章 ローコスト住宅の住み心地

●20坪の家

我が家の間取りは1階に15畳ほどのLDKと洗面・バス・トイレ、2階に4・5畳の洋間と和室、それに4・75畳の洋間とトイレです。玄関に入るといきなりLDKで見晴らしは抜群です。玄関を開けると、反対側の庭が見えます。間仕切りドアはありませんが、冷暖房もキチンと利きます。シーリングファンの効果もあるのでしょう。妻に言わせると「狭いから掃除が楽。バリアフリーだし、間仕切りもないし……」となります。

いいんです。子供2人と夫婦だけです。もっと狭いところに住んでる人はたくさんいます。「自分達の好みで選んだ建具やデザインが入った注文住宅に住んでいる」という気持ちを持って住めば、きっとその家での生活は最高でしょう。上を見ても下を見てもキリがありません。


●4・5畳の部屋

私は高校まで実家の4・5畳の部屋で生活していましたが、それで充分でした。4・5畳あれば、ベッドも置けるし、テレビも置ける、もちろん机だって。子供ながらに「ここが俺一人の空間だ」と嬉しかったのを覚えています。部屋が狭ければ気持ちが落ち着きます。気持ちの持ち方次第で狭い部屋も楽園になります。


●25坪の土地

25坪の土地は、たとえば我が家と同じ建て坪20坪の二階建ての家だとすれば、敷地の15坪は残る計算になります。これだけの土地があれば駐車場は乗用車2台分のスペースが確保できますし、15㎡くらいの庭ができ、木や草花も植えられます。30坪は欲しいと思っている方が多いでしょうが、25坪でも問題ない広さだと思います。狭い土地の家に住んでいる本人が言うのですから、間違いありません。


●家を買う時の年収と頭金 年収が低く頭金がない人のために

恥ずかしながら私は、大きい買物(家・車)をする時は、頭金なしの完全フルローンです。特にポリシーを持っているというわけではありませんが、買う時期にお金がない場合が多いのです。貯金が無いわけではありませんが、やはり生活をしていると何かしらドカンとお金を使う状況に遭遇します。

22歳でマンションを買った時も諸費用を含み2650万円、完全フルローンでしたし、今回の住み替えも残債1900万円を含む3550万円、完全フルローンです。車もしかりです。
頭金があると、確かに支払いは楽。わかってはいても、欲しいと思うとそれしか見えない性格が災いし、この結果が生まれています。

22歳の時の年収は300万円ちょっとでした。でも、どうになかりました。別に木の皮を食べて生きてきたわけではないし、家族や親族もいるので、食べる物にも困る状態になったら、お米ぐらい送ってもらえたので、それほどギスギスした生活は送りませんでした。
現在、36歳で年収は600万円ちょっと。妻は専業主婦で子供2人ですが、苦しい感じはありません。


よくネットや本で、家を買うための必要な頭金や年収のことを書いてありますが、派手な生活をしないで節約を頭において暮らせば、低い年収や頭金なしでも家を買うことができるのです。ただ、手取りの半分以上がローンを占めるとなるとむずかしいのは事実ですが……。

ネットや本のコメントは、あんなもの、とまでは言いませんが、あれはあくまでも計算上のコメントです。実際にローンを組んで生活してた私には無縁のものでした。

肝心なのは、「この金額なら月々のローンが払える」と自分で計算して、今後の生活を設計することができるかどうか、年収に対しての限度額で融資を実行してくれる銀行があるかどうかです。