00-1.ご対面♪ Feed

いよいよ浜口さんと初対面!

2007年4月20日金曜日。
いよいよ、とうとう待ちに待った、
「家のタネ」の目玉企画の公開単行本の
「ローコスト住宅にチャレンジ!!
 700万円台で注文住宅を建てた-マイホーム建築奮闘記-」
の契約日で、著者・浜口賢治さんと初ご対面してきました!

浜口さんとは、2/6に初めて連絡をいただいて以来、
編集長が、ずっとメールで入念に打ち合わせしており、
契約日までの総数は、なんと60通以上にもおよびました。

そして、打ち合わせをもとに、編集長自ら、
たくさんの契約書関係の書類を用意し、
印紙だ、申請だ、スキャンだ、コピーだと、
かけずり回って肩を痛め(←まだ30代なのに40肩との噂も…)、
そんな汗と努力の結晶のような重要書類関係を抱え、
「実際どんな人で」「実際どんなやりとりになるのか」
ワクワク、ドキドキで、出発しました。

当日は、あきる野のファミリーレストランで待ち合わせ。
15時に練馬・板橋方面から、編集長と二人旅です。
この二人、いつも、夜に動き回る、夜型人間のため、
昼間、車で街中を走るというのが大変新鮮でした。
でも、編集長は、
「夜だったらすいてて、1時間でついちゃうのに」
と、夜型人間らしく、こぼしておりましたが、運転は編集長に任せ。

しかも、カーナビで指示されたとおりに走っているので、
わたしといえば、車の窓から見える、街中の風景を楽しんでおりましたが、
地理に詳しくないので、馴染みのある、
「まだここ大泉なんだ?」
「ここ上石神井なんだ??」
「ここが関町~???」
ぐらいまでは、わかったのですが、あとはもう、気がついたら、
途中、何度も線路を通ったり、昭和公園の看板が見えてたり、
小平市だったり、立川市だったりと、めくるめく風景です。

せっかくなので、面白い写真があったら撮ろう…と、
途中、信号待ちで止まったとき、道路沿いにあったのは、
林檎の絵が描いてある閉店しているリンゴスターという喫茶店。
「リンゴスター・・・(ん*なんか面白そう♪)撮ろう!」
口に出して読んだ瞬間に思い立ち、カメラバックから
ごそごそとカメラを取って、撮る準備をしていると、
無情にも車は、す~と発進!
「あ~!リンゴスター!!」と叫んで、
あっけなく、お別れとなってしまいました。
その横で編集長は、くすくす笑っていたのでした・・・。

その後、幼稚園(学校?)の脇に立つ塔の上に、
鳥さんが止まっている像を発見!
しかし、位置的に高すぎて車内からは撮りきれませんでした。
こんな感じで、
 ●「あ、いい!」と思ってからカメラを用意するため、
  既にもう、シャッターチャンスを逃がしている自分
に完敗な1日。
道路にあるご当地マンホールを撮ろうと思っても、
車がいいポジションに止まらなくて、なかなか思うように撮れず、
ぴーぴー騒いでおりました。う~ん、車から写真撮るの大変や~!
「ずっと首からぶら下げてなよ、カメラ」
と、編集長に笑われっぱなしです。

そんな中で、唯一撮れたのがこちら。
信号で、丸いものを発見して、うきうきで、撮りました!

この丸いの、いい!!
なんで、半分だけこうなってるのか、わからないけど…。
由来があるのでしょうか?
降りて触ってきたかった。上から抱きつきたかったわ~♪
(抱きついたら、車、運転してる人たちが見て驚くでしょうね*)

こんな感じで、わたしがカメラ撮影に奮闘している間に、
車は既に、あきる野の駅に到着。昼間だと約2時間かかりました。
駅周辺をぐるりと走っていくと、大きな道路沿いに、
たくさんの飲食店や大きなお店があるので、
「便利だね~」
「よそ、いかなくていいね」
「東京行くのも電車一本で行けちゃうしね」
「東京行かなくても、じゅうぶん、ここでたりちゃうね」
と感心しきりでした。

東京も広い!
東京でも23区を通り越して市部、
特に多摩地域のほうになると、自然に恵まれ、
日帰りもしくは、一泊旅行の地域というイメージ。
しかし、実際はレジャーだけではなく、
住んでも、とっても生活しやすい環境なんだ~と感動。

早めに出たこともあり、30分前に待ち合わせ場所のファミレスに着き、
ご当地マンホールだけは撮りたくて、夕方のあきる野をひた走り!
そして、すぐ近くに見つけたあきる野のご当地マンホールはこちらです。

あきる野のこの場所は、もともと秋川市だったからでしょうね、
マンホールも秋川市のままになってます。
鮎でしょうか? 渓谷の魚ですね!

こちらはあきる野の夕暮れ。見えますか、ひとすじの飛行機雲。
車で2時間の旅。思えば、遠くへ来たもんだ・・・の気分です(近いけど)。

さて、契約場所までの旅を堪能したところで、
いよいよ、浜口さんがいらっしゃるので、
ちょっと緊張、身が引き締まります。
書類関係一式を抱えて、予約してあった、
ファミレスの奥の席に陣取ります。ファミレスによっては、
違法な怪しい契約を無くすためもあって、
契約だけの利用はお断りしているところも多いそうですが、
こちらは大丈夫の様子。

編集長、ウェイターさんに、
「あとで食事しますので」
と、先にドリンクバーを注文し、
「あとで食事を頼んだときに、セットにしてください」
と、笑顔でフォロー。お茶を飲んでお待ちすること、数分。

浜口さんが先に気がついて、すぐさま編集長も気がつき、
ウェイターさんではなく、編集長がテーブルへご案内!
初ご対面です。よろしくお願いしま~す♪♪

まず編集長が驚いたのが、同じ車・ワゴンRだったこと(照)。
浜口さんの本やブログを拝見していて、
てっきり大きな車だとばかり思っていたら、
大きな車のほうは奥様のお車だったようです。
なるほど、お子様と一緒に移動する事が多いので、
自然とそうなったみたいですね。

本邦初公開の家のタネのお名刺をお渡しし、ご挨拶。
お茶を飲みながら、著作権の譲渡などの契約を交わしました。

浜口さんに
「なにかやってらっしゃったんですか?」
と尋ねられるほど、
どうやら、複写の書類をしまうケースや封筒など、
わたしに隠れて(なぜ!?)、
細部にわたって浜口さんにご面倒が無いよう工夫して、
編集長の書類様式はしっかりしていた様子。

でも、すでに今までのメールでのやり取りがあるから、
契約自体は、ハンコ押し大会的な事務作業。
まずは各種押印。
わたしは銀行でローンを組むときに、
いっぱい印鑑を押すときのことを思い出しました。
あのとき、銀行の方はとても美しく印鑑を押していますが、
何か別の仕事やってるんじゃないかってくらい、編集長もいい勝負。
わたしも横で見ていて
「行政書士にはなれるんじゃないか・・・。」
と思ったほどです。
というか、なって欲しいかも?(笑)
「これは、こういう意味のハンコウです」
と、説明しながらだったんですが、なるほどね~。
わたしは知らなかったよ(焦)。

そうこうして、記入もれがないか、押印もれがないか、
何度も確認して、無事、契約終了。
いよいよ、楽しみだった、終ってからの食事をしながらの
浜口さんとのいろいろなお話しに!
ご家族さま、お子様の話、今まで取材を受けたときのこと、
本になるまでのいきさつや、家を建てるまでにいたった、
簡単な経緯など、とても時間が足りないくらい、
いろいろうかがうことができました。

浜口さんは、もともと九州の出身。
「東京で暮らしたい!」と東京に就職しますが、
一番最初に住んだ地域は西多摩エリア。

当時、東京と言っても、野原が広がるのどかな風景…
と言えば素晴らしいんですが、とにかく「な~んもない」状況。
九州の方が都市部だったこともあり、
「え?! これが東京なの?!」
と驚かれたそうです。
(実は地元が練馬の編集長も、あきるの方面を超久々に訪れて、
 こんなに充実した生活圏になっていることに驚いてました。
 当時と今は、随分と違ったようですね)

そして22歳でマンションを購入。

「賃貸って、家賃払っても結局は自分のものにならないじゃないですか。
 家賃は増えていくし、更新料も払わないといけない。
 お金をかけているのに、自分のものにならないというよりは、
 買ってしまったほうが、いずれ買い換えるとき売れるだろうし。
 なので、迷うことなくマンションを買いました」

それにしても、22歳でマンションを買ってしまうバイタリティには驚きます。
今でこそ、投資用にワンルームマンションなどを買う人が多いですが、
今から20年前に、その若さで自分が住むためのマンションを買ってしまうとは!

その後に、ご結婚された浜口さん。お子さんも産まれ、
手狭になって、一戸建てを買おうかという話があがります。
しかし、その頃って、バブルもはじけてしまい、
簡単に売れない時代に突入しちゃっていたんです。

「一戸建て買うといっても、住んでいるマンションのローンがあります。
 しかも、車のローンもありましたので、
 それを考慮して、買える一戸建てでなくてはなりません。
 何軒も不動産屋さんをまわりましたが何十件も断られました。
 しまいには、一緒にまわっていた奥さんが諦めてしまいまして…。
 それでも粘り強く回りました。
 不思議なのですが、探してると、見つかるものです。
 いろいろ広告や新聞など気にしていたら、
  ●駅5分 建物込み25坪
 の土地を見つけたんです!」

そう、これが今回の単行本の【原点】なんです。

「早速、不動産屋さんに行ってみて、いろいろ計算してもらった結果、
 ローンの借り換えなども踏まえると
  ●土地を買って、1,000万円以下の注文住宅を建てる方法が一番いい
 という、ありがたいアドバイスをいただいたのです。
 自分は中古住宅でも建売でもなんでもよかったんですけどね。
 まさか、注文住宅になるとは考えても見ませんでした」

ですよね。
普通でしたら、建売や中古住宅に比べて、注文住宅の方が高いですから…。
「その良心的な不動産屋さんとの出会いは、よかったですねぇ」
と、一同、顔がほころびます。

「こうして、土地を契約し、ローン問題もクリア。
 ここからは、夫婦で話し合い、
  ●これだけは譲れない!
 という要望ポイントをまとめ、
 メモや図面などを、いつも持ち歩いて、
 いろいろな工務店・ハウスメーカーをまわって、見積もりをとっていきました」

しかし、当時、1,000万円以下の注文住宅は、
正直、土地探しの時と同じく大変です。
実際、当初建築条件付だった土地にもかかわらず、
その価格ではできないため、他を探すことになったそうです。
でも、建築条件を無料で外してくださったそうで、
周りの皆さんも、浜口さんを応援してくださっていたようです。

「あるとき、たまたまやっていた地元の『産業祭り』で、
 偶然 ある工務店さんと出会ったんです。
 いつも図面を持ち歩いていたおかげで、
 その場で見てもらって、見積もりしてもらったところ、
 『1,000万円以下で建てられます!』
 という返事をいただいたんです」

その工務店さんこそ、
単行本に登場する浜口邸を請け負った宮本建設さんでした。

「ほんと、どこで、どんな出会いがあるか、
 いつも、なにかこう、いい巡り会わせがあって助けられています。
 ありがたいことですね」

浜口さんも、感謝しきりのご様子です。
単行本の書評を読まれた方の中に、
 ●建設業者の宣伝本だろ?
とか書かれていた方もいらしたようですが、
実際には全然違うんですよね。
話題性を前提に浜口邸を受注したのではなく、
また、浜口さんも、宣伝を武器に安くしてもらったわけでもないんです。

マンションのローンというマイナスを補ってあまりある、
今回の浜口邸というプラス。
どうやら、浜口さんは、
 ●マイナスの後に必ずプラスが訪れる運命
のもとにあるようです!?!

家だけじゃないそうなんです。
体調を崩し、入院している間に当時の会社が倒産してしまう事態。
そんなときも、たまたま病室が一緒だったということから、
現在の就職先が決まったそうなんです。
一同、びっくり&感心。
いやぁ、強運の持ち主ですねぇ!!
やはり、欲していると呼ばれる、ひきあうものがあるのでしょうか。
ということは、家のタネとの出会いも、プラスにしないといけません!

こうして、最終的に700万円台で住宅が完成し、
当然、話題性があるので、新聞や雑誌の取材がきて、掲載されます。
それを見たテレビ局が取材にきて放映され、
やがて、「本を出しませんか?」と依頼があり、単行本が誕生しました。

土地を売ってくださった不動産屋さんと、
700万円台で注文住宅を建ててくださった宮本建設さん。
浜口さんでなかったら、出会えなかったでしょうし、
浜口さんだったから、出会えたのだと思います。
まさに、人に歴史あり、家に歴史あり…ですね。


談笑しながら、
 ●決して人任せにしないで、自分たちでいろいろ積極的に動いて調べる
 ●状況を受け入れ、できる範囲の中で最良を尽くすこと
 ●相手とのコミュニケーションなど、
  人としての信頼関係を大事にされてきたということ
という、この3つを感じました。
だからこそ、いつ困ったことがあっても、
自然と、人との出会いや、ご縁に繋がっていったのだと思います。

その後も車のローンのことなど、浜口さんが、
「草柳さんのほうが、交渉上手じゃないですか!?」
な~んて、編集長と話してましたが、
駆け引き、つまり、
 ●自分の利益・都合だけを最優先に人や物事を利用してやろうという考え方
ではなく、
 ●それぞれの立場、できることとできないこと、
  価格やお金の問題も含めて、最終的に
  「この人のためになら、ここまでしてあげたい」
  「この人のためなら、うちはここまでできる」
  というような
そういう「感謝の気持ち」が一番大事だなと感じました。

そして、感謝の気持ちを持てる人には、
感謝の気持ちが持てる人や物が集ってくるのかな…と、
浜口さんのお話を伺っていて、確信したことです。

メールだけではわからない実際にお会いしてわかったことや、
お聞きできたことがたくさんあり、話に花が咲いて、
楽しい時間はあっというまでした。

ほんとは、もっと聞いていたい、
もっといろいろお聞きしたいというのもあったのですが、
浜口さんは、朝は7時に起きる方で、わたしたちは朝7時に寝る人です(苦笑)。
なので、残念ですが、今日は、これでおひらきになりました。

帰路、編集長と2人で、
「いい方でよかったねぇ」
「これから楽しくなりそう!」
と、緊張の糸がほぐれ、ほっとし、わくわくしてきました。
浜口さんにも、
「契約って、どうなることかと思っていましたが、
 こんなに楽しく話せて、よかったです。
 またいつでも、遊びにいらしてください。
 家のタネ、楽しみにしています」
と、おっしゃっていただきましたので、
今後、浜口さんにも、楽しんで頂けるような、
興味深いものを創っていこうと思っています。

いよいよスタートです。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします☆